更新日:2019.03.04横浜で「キリン研究会」を開催しました
横浜で「キリン研究会」を開催しました
2月の「そら」の誕生日にプレゼントをいただきました。
お手紙や似顔絵はしっかりと「そら」に報告しました。
お手紙を見せて、同封されていた素敵な写真も見せましたよ。
自分にそっくりな似顔絵を見つめる「そら」♪
皆さん、心のこもったプレゼントをありがとうございました!
さて、真冬の横浜に、全国の動物園からキリン担当者や獣医、動物園関係者が集まり「第7回キリン研究会(2月21・22日 横浜市立動物園3園主催)」を開催しました。
「キリン研究会」とは??
その名の通り、キリンについて学び、情報を共有する会です。年1回開催され、今年で7回目となります。これまでグループワークや研究発表、ワークショップなどが行われてきましたが、今年は「キリンの繁殖」をテーマに事例発表を行いました。
野毛山にも「そら」と「モミジ」がいますので、今後の繁殖のためにも知りたい情報がいっぱいあります!担当者は目をギラギラさせて、いろいろな情報を収集してきました。そのため、すっかり写真を撮るのを忘れてしまいました...。
また、担当者も「そら」が2歳の時にキリンの飼育係になったので人工哺育には携わっていませんが、このような機会に多くの園館に情報共有することは大切なことですので、先輩たちの「人工哺育」の実績を発表させていただきました。「そら」を生かしてくれた技術であり、「そら」が居てくれたから「モミジ」にも会えた素晴らしい技術ですからね♪
表紙が「そら」のうたた寝のスライドを作りました♪
今回のキリン研究会には35園館50名(横浜を除く)のみなさまに参加いただきました。有志の会ではありますが、みんな目的は同じ「キリンのため」に集まっています。このような取り組みによって、園を超えた縁が結ばれ、横のつながりができます。そして、日頃から情報を交換したり、困った時に相談したりできるのです。
野毛山でも飼育方法やトレーニングを始め、18年ぶりとなった「モミジ」の搬入作業、「そら」と「モミジ」の同居などについて、日常からたくさんの縁に支えられています。
2頭がここに居てくれるのは、みんなのおかげです。しみじみと感じた担当者ですが、この大切な命をさらに未来に繋げていけるように全国の仲間たちと一緒に頑張ります!
(飼育展示係 落合)