更新日:2019.04.11夜行獣・タナゴ舎をプチリニューアルしました
更新日:2019.04.11
夜行獣・タナゴ舎をプチリニューアルしました
こちらは毎度おなじみ、野毛山一地味なスポット、夜行獣・タナゴ舎。
長い歴史を誇る野毛山動物園の中でも一、二を争う古い建物のうえに、建物の中も薄暗いため、「暗いー!」「こわいー!」「入りたくないー!」と、泣き出す子供が続出するスポットとしても有名です。
この夜行獣・タナゴ舎を、この春、プチリニューアルしました。
さて、どこが変わったでしょう!?
どこが変わったでしょう!?
おそらく、野毛山動物園の職員の中でも、正解が分かるのは担当者と代番者くらいかと思います(笑)
さて正解は・・・、
ヨザル・オオコノハズクの部屋の照明と、タナゴ舎の水槽のライトが、明るくなった事です!
昼夜逆転展示を行っている夜行獣舎では、動物が日の光として感知しないと言われている赤色の照明を使用しているのですが、今回これまでの物に比べてより強力な、赤色LEDライトに変更しました。
部屋が暗くてなかなか見つけにくかったヨザルのブラッド君やオオコノハズクのコノハさんを、少しは観察しやすくなったのでは!?
またタナゴ舎の水槽には、これまで観賞魚用蛍光灯を使用していたのですが、今回思い切って、全ての水槽を観賞魚用LEDライトに変更しました。
左側の水槽がこれまでの蛍光灯、右側の水槽が新しく変更したLEDライトです。
文章や写真ではなかなか伝わりにくいのですが、明るさの違いが分かるでしょうか!?
LEDライトにしたことで、綺麗な光の中で魚たちをご覧いただける上に、電気の節約や水草の成長促進など、一石三丁の効果が期待できます。
照明関係をプチリニューアルしたことにより、泣き出す子供も少しは減るはず...。
明るくなった夜行獣・タナゴ舎で、皆さんのご来園をお待ちしていま~す!
(飼育展示係 伊原)