えさのお話③

今回はアカエリマキキツネザルのえさを紹介します！

アカエリマキキツネザルのえさはこちらです

フサオマキザルやアビシニアコロブスよりかなり小さく切ってあるのがわかります。
大体１cm程のサイコロ状です。

なぜこんなに小さく切る必要があるのでしょうか・・・

それは、食べ方にあるんです！

アカエリマキキツネザルは原猿類というグループに所属する原始的なサルです。
フサオマキザルやアビシニアコロブスのようにえさを掴んで食べるのではなく、
こんな風にイヌやネコに近い食べ方をします。
また口も小さいため、大きく切ってしまうととっても食べにくいので小さくする必要
があるんです。（えさを切るのは一番大変です...）

えさのお話と題しまして３種類のサルのえさをご紹介しました。
サルによって食べ方や社会性が異なるため、えさひとつとっても
さまざまな工夫がされていることを知っていただけたら嬉しいです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（飼育展示係　伊東）

• この記事をシェアする
• Facebook
• Twitter
• LINEで送る