更新日:2019.09.23あっという間に大きくなりました
更新日:2019.09.23
あっという間に大きくなりました
ニホンキジとインドクジャクのヒナが誕生して、あっという間に2か月経ちました。
ご報告が遅くなってしまいましたが、どんな風に成長しているでしょうか?
今回はニホンキジの成長の様子をお伝えします。
これはニホンキジのヒナが孵化した日に撮った写真です。
すでに羽が生え、しっかりした足取りで歩いています。
一見当たり前のようですが、キジの仲間は『早成性』であるため、孵化した時にはすでに目は開いており、自力で歩き回ることもできます。また、1~2日経つと自力で餌も食べられるようになります。
このころは、みんな一緒に行動しており、寝るときは母親のお腹の下に入り込みます。母親は自分の羽を膨らませ、すべてのヒナが入れるようにしてあげていました。
孵化後10日もすると起きている時は母親から離れ、ヒナ同士での行動も見られるようになりました。
そして、これが孵化後1か月半ほど経ったヒナたちです。
かなり大きくなって、羽も母親そっくりになってきました。
しかし、この時点では体や羽に違いがないので雄か雌かはまだ分かりません。
生後3か月を過ぎたころになると徐々に雄の特徴である蹴爪や首の回りの羽の色が変化するようです。
ニホンキジの雌雄が判別できるようになるまでには、もう少し時間がかかりそうですが、とても楽しみです。
ニホンキジのヒナは少しずつ変化して、徐々に大きくなってきていますが、インドクジャクのヒナには、かなり分かりやすい変化が!!
頭の上に何やら見覚えのあるものが生え始めています。
※ヒントは、雄でも雌でも生えているものです。
インドクジャクの成長の様子は、また次の機会にお伝えします。
飼育展示係 大谷