更新日：2015.07.21

毎日暑い日が続いております。爬虫類館の管理通路は36℃とか37℃になるので、水分と塩分の補給は欠かせません。皆様いかがお過ごしでしょうか。

先日サル舎の大掃除のお手伝いをしていると、壁にナナフシが貼りついていました。久々に見る成虫です。捕まえて飼いたいという強い衝動に駆られましたが、かろうじて耐え、放しました。

さてさて、GWに交尾をしていたアルビノジムグリですが、6月末の時点でお腹がかなり大きくなっていました。そしてこの写真を撮って1週間くらいして・・・。

3個の卵を産みました。興奮して産卵直後の写真撮影を忘れてしまいましたが、こちらが数日後の写真です。1個はすぐにカビてしまいましたが、卵同士がくっついているため、無理に剥がすことができません。今の所残りの2個に悪影響は無さそうなので、そのままにしてあります。

水を固く絞ったミズゴケの上に卵を置き、その上からこれまた固く絞ったミズゴケをふわっとした感じでかけてあります。通気性を考慮してのことです。24℃位の部屋に置いて、様子を見ています。

この卵から孵化するのはほぼ確実にノーマル色のジムグリです。おそらくアルビノを決める遺伝子は2つ揃わないとアルビノにならないので、アルビノの子ヘビを見るには、もう1世代待たなければなりません。息の長い話ですが、ぜひ見てみたいものです。