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ミヤコタナゴ舎の稚魚たちの写真

更新日:2015.05.22ミヤコタナゴ舎の稚魚たち

更新日:2015.05.22

ミヤコタナゴ舎の稚魚たち

先日、秩父の奥に渓流釣りに行きましたらば、後ろの山から何かがガサゴソと降りてくる気配がありました。ツキノワグマにしては足音が軽いと思って振り向くと、クマはクマでもアナグマでした。2メートルくらいのところまで近づき、何かを訴えかけるような目で私を見るので、「何?」と1歩踏み出したら、脱兎のごとく逃げていきました。何しに来たの?

皆様いかがお過ごしでしょうか。今回はタナゴ舎の近況でございます。



ミヤコタナゴのメスが、産卵管を伸ばし始めましたので、2枚貝を水槽に入れました。さっそく産卵が始まっております。



現在水槽整備のため展示を中止している横浜メダカですが、こちらもバックヤードで産卵をしています。水草に着いた卵が分かりますか?これを親に食べられないように他の水槽に移すと・・・。



1ミリほどの稚魚が誕生します。写真を撮るのが大変です。ちょっとぼけています。



モツゴの稚魚も孵化し始めました。こちらは写真撮影がもっと大変です。というより無理ですね。10分ほど撮影していたのですが、まともな写真が撮れないのであきらめました。孵化したてはメダカの稚魚より小さいです。


稚魚たちには冷凍の小型甲殻類(ブラインシュリンプと言います)卵を解凍して与えています。早く大きくなって、写真を撮りやすくなってもらいたいものです。落ち着いたら展示も始めますからね。