更新日:2016.01.31ニホンイシガメの冬眠とインドホシガメ産卵ラッシュ
更新日:2016.01.31
ニホンイシガメの冬眠とインドホシガメ産卵ラッシュ
すっかり冬らしくなってきました。チンパンジー前のテーブルが朝一霜でおおわれております。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
爬虫類館で展示しているニホンイシガメ3頭のうちペア2頭を、別の場所で冬眠させています。温帯のカメであるニホンイシガメは、通年暖かい爬虫類館では10数年繁殖していません。日本産ヘビのジムグリやヒバカリのように、冬眠させないと繁殖スイッチが入らないのです。そこで今年はヘビたちのように、他の場所に持って行って冬眠させることにしました。現在水底でじっとしています。今年こそ子ガメを誕生させようと息巻いております。
さて、そんなことをしなくても産卵してくれるのが熱帯のカメであるインドホシガメ。今年は産卵ラッシュでございます。皆さんからご覧いただける控室には6台の手作り孵卵器で、ヘサキリクガメ、ホウシャガメ、キバラクモノスガメの卵を温めています。既に孵卵器も孵卵器置き場もないので、爬虫類館管理通路にプロトタイプの孵卵器を引っ張りだして来て温め始めました。
現在8個の卵を温めています。無事子ガメが孵るかな。