更新日:2022.07.28幻想的
更新日:2022.07.28
幻想的
野草園でレンゲショウマが咲いています。レンゲショウマは、キンポゲ科の多年草で東北から近畿かけての太平洋側に分布する日本の固有種で、深山の樹林下に生えます。↓
連日暑い横浜ですが、この花を見ていると、一瞬深山の森林にいるかのような涼しさを感じさせてくれます。それとも極楽浄土でしょうか?コロンと丸い蕾も魅力的です。長年頑張ってくれている1株以外は、おととし植え付けた株ですが、やっと定着してくれたようで、今年はたくさん花を見れそうでうれいしです。
こちらは、ヒオウギ(アヤメ科)↓ 本州、四国、九州の山地などに自生します。檜扇と書き、扇状に広がって着く葉からが名前の由来だそうです。植物名は、カタカナで表記するのが決まりですが、漢字だと意味が分かるので、なるべく併せて表示しています。
こうしてアップでみると、なんだか洋ランの花のようですね。アヤメの仲間だからといって「ヒオウギ」に「アヤメ」をつけて「ヒオウギアヤメ」にすると、別のアヤメ科の植物のことを指しますのでご注意を!
海岸線に咲く植物、ボタンボウフウ(セリ科)↓ 最近薬草として脚光を浴びています。
レースのような白い花。セリ科の植物は、食用、薬用にされる種類がとても多いですね。
こちらは、オオアカバナ(アカバナ科)。瀬谷区で近年見つかった貴重な植物です。種子から育てました。↓
アカバナと同じく、湿った場所に生える植物です。神奈川県では初めて見つかった種類ですが、もともとは北方系の植物なので、水鳥が運んできた可能性が高いということです。多年草なので上手く居着いてくれると良いのですが。