更新日:2022.11.30ミイラ現る?
更新日:2022.11.30
ミイラ現る?
こちらは、先日行った『タネの超スゴイヒミツ』で準備中の出来事。
研修室の扉を開けると...
えっ?
ミ、ミイラ?
珍しい世界の種子の数々でした。頭に見えたのは、セーシェル原産で世界最大の種子とされる「オオミヤシ」ヤシ科。その形から「フタゴヤシ」ともよばれます。そのほかに、「モダマ」マメ科、CMの『この木なんの木』の正体「モンキーポッド」(アメリカネムノキ)マメ科、火事で種子が飛び散る「バンクシア」ヤマモガシ科、「ホウオウボク」マメ科、「アフリカバオバブ」アオイ科などの果実も見えますね。講座では、こういったさまざまな種子を通して植物たちの生き残りをかけた戦略の紹介や、熱帯アジアなどが原産、ウリ科の「ハネフクベ」の種子の模型を飛ばす実験もおこないました。ハネフクベは、空気の抵抗を上手く使って種子が遠くに飛んでいけるかたちをしています。なんと「ハネフクベ」の種子のかたちは、空を飛ぶあのグライダーを作るヒントになったのです。子供のみなさんは、種子の独特の飛んで行き方に興味深々。楽しい親子講座になりました。みなさんも、植物をモデルにしたどんなものがあるのか是非調べてみましょう。