更新日:2020.09.159月19日は国際レッサーパンダデー!
更新日:2020.09.15
9月19日は国際レッサーパンダデー!
毎年、9月の第3土曜日を国際レッサーパンダデーと定めていて世界中の動物園がレッサーパンダに関するイベントや啓発活動を行っています。横浜では野毛山動物園とズーラシアでレッサーパンダを飼育しています。
今年のレッサーパンダデーは9月19日となっていますが新型コロナの関係で特別なガイドは行わないので、野毛山動物園にいる2頭のレッサーパンダのちょっと変わった習性を紹介します。
レッサーパンダは気温が高い日や雨の日は一日中室内で過ごすため、いたるところに糞をして室内が汚れていると思うかもしれません。
しかし、レッサーパンダは糞を決まった場所にしてなわばりの目印にする動物なのでそれほど汚れません。
こちらはメスのキク
キクの場合は休憩に使う板の上と床の隅の2箇所で糞をします。(矢印の先)
こちらはケンケン
ケンケンの場合は下の写真のように餌を入れるバットをトイレ代わりにしています。
そのため、床はほとんど汚れません。
ちょっとお行儀が悪い感じもしますが、片付けは楽で部屋の中も汚れないので担当者としては助かっています。
(飼育展示係 藤岡)