更新日:2024.07.19「ラージャーありがとう写真展」その1
更新日:2024.07.19
「ラージャーありがとう写真展」その1
ラージャーが亡くなってあっという間に半月が経ちました。インドライオンの展示場前では、在りし日のラージャーを回顧する「ラージャーありがとう写真展」を開催しています。そこで、2回に分けて、写真展で使用している写真をいくつか抜粋し、紹介します。
母親の育児放棄のため、人工哺育で育てられた赤ちゃん時代です。運動のため、ズーラシアの飼育事務所で過ごすこともありました。
人の手により無事育ち、ズーラシアの展示場に初めて出た日です。ライオンの仲間に入るための大切な練習のひとつです。
展示場に慣れたのでしょうか、堂々とした出で立ちです。
何やら張り切っていますね。調子に乗ってしまったのでしょうか。
なんということか、うっかり者のラージャーはモート(動物脱走防止のための堀のこと)にボチャン。チョウチョを追いかけていたとか、いなかったとか...。
引き上げる策を練る職員たち。助けを求めるように見上げるラージャー。そんなトラブルがいくつかあり、結局ズーラシアでは展示場に出ることができなくなってしまいました。
バックヤードでは体重測定中の練習もしました。体重計をセットしたスノコに載ってもらいたいようです。
お肉につられたようで、無事に体重測定はできるようになりました。
そんなバックヤード時代の2歳の頃。まだあどけない表情です。
こちらが3歳の頃。たった1年でずいぶんと精悍に成長しました。次回は野毛山動物園時代を振り返ります。(はんざわ)