更新日:2016.07.01コウガイビルとカメの交尾・・・
更新日:2016.07.01
コウガイビルとカメの交尾・・・
梅雨に入り、じめじめした日が続いたかと思いきや、急に夏のようになる不安定な気候が続いております。爬虫類館の温度管理が一番難しい季節です。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
湿った園路に40センチほどの長ーい生き物がうねうねしていました。ミスジコウガイビルでございます。かなり大きかったので、外来種のオオミスジコウガイビルかもしれません。
金づちの様な頭をしています。ヒルと名前がついていますが、血を吸うわけではありません。ミミズやナメクジなどに巻きつき、溶かして飲みこんでしまいます。
雨が多いと元気になってくるのが熱帯雨林のエミスムツアシガメ。オスが盛んにメスにアプローチしていますが、ある日、こんな状態になっていました。どうやって乗ったんでしょう。
そしてホウシャガメが交尾しました。雨が降るとアクティブになってくるのでそのタイミングで同居させました。今までオスを受け入れることが無かったメス個体ですが、妙に落ち着きなく動き回っていたのでオス群れに入れたらすぐに交尾が始まりました。きちんと後肢を踏ん張り、体を持ち上げています。以前から産卵しているメスは今のところ交尾していないのですが、2頭とも交尾をして産卵を始めたら孵卵器が足りなくなるかもしれませんね。