更新日:2021.03.31ペンギンのエサの準備は大変
ペンギンのエサの準備は大変
こんにちは、ペンギン担当です。
ペンギンたちには毎日2種類のご飯をあげています。
1種類目はアジです。
アジは時期によりますが1日約3キロ~7キロ与えています。
野毛山動物園には9羽ペンギンがいるので1羽あたり300グラム~800グラム、5尾~12尾ほど食べています。ご飯をあげる回数は朝と夕方の2回です。
そんなペンギンたちの主食のアジですが、1回に15キロの凍ったアジを解凍して、そこから1日に使う分をバケツに入れて用意します。
夏は1日に7キロも使うのですぐ無くなってしまいます。しかし、冬は食べる量が減ってしまうので、なかなか無くなりません。なので、アジの鮮度を保つために凍ったブロックをハンマーで2つに割る作業が必要になってきます。
このように大きなハンマーを使ってアジを割っていきます。
もう1種類はワカサギです。
ワカサギにはこのように黄色い卵が入っていることがあるので、ペンギンの痛風予防のために取り除いています。
ワカサギは匂いが強いので、卵を取り除く作業をしたあとはワカサギの匂いが手から1日中しています。
そんな苦労をして用意したワカサギはペンギンたちの大好物。
ワカサギが入った容器を見るだけで、ペンギンたちが寄ってきます。
栄養価が高いのであげる量を決めているのですが、沢山食べたいのか、食べ終わった後でも後ろをずっとついてきます。
あげたい気持ちをぐっと堪えて、ペンギンの展示場から出ていきます。
ペンギンたちのご飯の準備は色々と大変ですが、ペンギンたちが元気でいられるように精一杯頑張っています。
16時ごろからペンギンたちにご飯をあげているので、美味しそうに魚を食べているペンギンたちに会いに来てください。
(※天候や動物の体調により、時間がずれる場合もあります。)
(彼女募集中 ペンギン担当ツムラ)