更新日:2022.06.21にわのにわとり、退院しました!
にわのにわとり、退院しました!
動物園の病院には様々な動物の患者さんがやってきます。
今回は入院していたニワトリのシロウコッケイの様子を紹介します。
最近まで病院に万騎が原ちびっこ動物園からきたシロウコッケイが入院していました。
ちなみに、なぜ万騎が原ちびっこ動物園の動物がいるのかというと、
万騎が原ちびっこ動物園は当園の分園であり、
飼育展示している動物は当園の獣医師が診察や治療をおこなっています。
治療のため、病院に2羽のシロウコッケイがやってきました。
今年度の4月からやってきたのは、シロウコッケイのぴーたんとルナの2羽です。
ぴーたんは4月に病院に来ました。
入院中のぴーたんは、日中はよく寝ていることが多かったですが、
運動のために広い部屋でお散歩させることもありました。
ときどき楽しそうに砂浴びもして過ごしていました。
(砂浴び中のぴーたん)
そして、5月にはルナが入院してきました。
1羽で伸び伸び過ごしていたぴーたんに仲間がやってきたということで、
広い部屋に2羽一緒に入れて仲良くしてもらおうと、一緒にしてみました。
しかし、最初の頃はぴーたんがルナを攻撃していたり、追い回していたり・・・。
ぴーたんがルナに対して強気で接していました・・・。
同居生活できるか心配していましたが、徐々に慣れてきたようで、
最終的には近くでも攻撃はあまりしないようになり、一緒に寝ていることが多くなっていきました。
(砂浴び用のケースで向かい合って寝ていました)
(手前で寝転がっているルナと奥で寄り添って寝ているぴーたん)
時間が経ち、
体調がよくなってきたため、先にルナが退院していきました。
また1羽だけの生活に戻ってしまったぴーたんは少しさみしそうにしていました。
そして、元気になったぴーたんも万騎が原ちびっこ動物園へ帰っていきました。
約2か月間いろいろありましたが、無事に退院できて、ほっとしました。
万騎が原ちびっこ動物園でも体調を崩さず、元気に過ごしてくれていることを祈っています。
(入院中の動物もサポート中の傷病担当)