更新日:2022.07.10天の岩戸のカナかな⁉
更新日:2022.07.10
天の岩戸のカナかな⁉
ホンドタヌキは
若い個体のヒフミが来たことによって
日中外に出る機会が減ってしまった古株のカナ。
カナは、2009年5月28日神奈川区にて幼体で保護された個体です。
高齢であるとともに臆病で、連れ合いだったタマキチが亡くなってからは
なかなか人前に出ることはありませんでした(その時の記事はこちらから)。
ハクビシンのいた部屋が空いているのに、窮屈な思いをさせておくことはない、
ということで新しい展示種が決まるまで
カナをタヌキの部屋から、空いた小間に移動して
好きな時に外に出られるようにしたのです。
同時にヒフミも24時間、寝室と展示場を行き来(き)自由になりました。
写真を撮ろうとカメラを向けると
今まで同様、そそくさとUターンして
寝室に帰って行ってしまいます。
室内ではこんな感じ。
日光を浴びたければ外に、
暑かったり寒かったりすればエアコンの設置された室内にと、
これで好きな場所でゆっくりすることができるようになりました。
(ヒフミとカナの過去の記事はこちらとこちらをご覧ください。)
運が良ければヒフミとカナ、2頭同時に会えることができます。
ただし人懐っこいヒフミとは違い臆病なカナ。
来園者が多い日はお隠れになってしまい
あまり外にはお出ましにはならないようです。
もしカナが外に出ていたらそっと見守っていただけると嬉しいです。
そうすればカナもだんだん慣れてくれることでしょう。
まだまだ元気で長生きしてね、カナ。
(やせヒゲ眼鏡 田島) Zoo is the peace!!