更新日:2022.11.27【しましま便り】赤ちゃんの変化
【しましま便り】赤ちゃんの変化
グレビーシマウマの赤ちゃん(2022.11.15撮影)。
最近は乾草や青草も少しずつゆっくりですがモグモグ食べて、元気に健やかに成長中です。
担当者は毎日必ず写真を撮ることを目標にしています。
成長著しい赤ちゃんは、昨日はしなかった事、出来なかった事を突然してくれたりします。
また初めての瞬間を残したいし、母と子の大切な日常を残しておきたいのです。
今というこの瞬間は今しかないのです。
(生まれたばかりの赤ちゃんをのぞきに来たモミジ / 2022.11.1撮影)
その大切な瞬間をみなさんに伝えて、一緒に感動したり、
ニヤニヤしたり、ムフフしたいと今日もカメラを向けています。
(そんなわけで、「しましま便」を不定期と言いつつ、
特急便のように送ってしまいましたが...飽きていませんか?
これからも送り続けて良いですか...?)
また、しましまじゃない生き物(担当者)への反応も変わってきました。
生まれたばかりの頃は目を合わせず、すぐにココロの後ろに逃げていました。
(最初は横顔か後頭部の写真が多めでした / 2022.11.6撮影)
最近は赤ちゃんがしましまじゃない生き物を観察し、直視してくれるので、
しっかり顔を見ることができます!!
(キリっとしたお顔です / 2022.11.10撮影)
そして、赤ちゃんが危険はないと思えば、近づいて匂い(何者か)を確かめたりすることも出てきました。
当初は母親の「ココロ」も不安になれば、赤ちゃんを後ろに隠していましたが、
今は後ろで見守っていたり、隣の部屋で餌を食べていたりと少し余裕も出てきたようです。
母親が赤ちゃんを隠したり、同じ群れの他個体や他種に母親が向かっていく様子は、
他園館でも確認され、野生の群れの中でも起きます。
決して、担当者が怪しいわけではないのですよ。
さらに、無反応だった担当者の声にも反応するようになり、
「ココロ」への呼びかけをピコピコ動かして聞いています。
しましまじゃない生き物が声をかけてきた時は、最近知った美味しい草を持ってきたり、
楽しい外への扉が開いたりすると気づいたのかもしれません。
(扉から顔を出すのが好き / 2022.11.15撮影)
最後に、父親の「ラッキー」、キリンの「そら」と「モミジ」も元気にしています。
(のぞきの「ラッキー」)
(相変わらずマイペースな「そら」)
(頬張りすぎでしょ!?の「モミジ」)
こんな時だからこそ、赤ちゃんにばかり気を取られず、みんなのこともしっかり見ることも大切と思っています。
トレーニングも再開しています。モミジが約3年ぶりに採血ができるようになりましたので、
このお話もブログで紹介できればと思っています
(飼育展示係 落合)