更新日:2023.06.11水槽にいいいじゅー!!
更新日:2023.06.11
水槽にいいいじゅー!!
ミヤコタナゴの完全人工繁殖がようやく実るかもしれません。
メスから卵を採取してオスから人工的に採精し、受精卵を作成後、孵化した稚魚を暗所にて安静にし、
卵黄が吸収されるのを待つこと約30日間、長かった。
ようやく明るい水槽へと移住させることができました。
淡水二枚貝を産卵母貝として使用することをやめて人工繁殖へと切り替えてから3年目の春、
同僚と関係機関に指導を仰ぎ、久しぶりに稚魚を目の当たりにすることができました。
まずは、稚魚を成魚へと育成させることを目標に、来年以降も人工繁殖の技術を磨いていくことにいたします。
(飼育展示係 川崎立太)