更新日:2018.04.13コンドルの卵はどうなったかというと・・・
更新日:2018.04.13
コンドルの卵はどうなったかというと・・・
コンドルが3月28日に産卵したことは、以前お伝えしました。
今回は、取り上げた卵がその後、孵卵器でどうなったかについてお伝えします。
結果から言うと、今年も無精卵でした・・・残念。
孵卵器で数日温めた後、「検卵」という作業をします。
受精卵の場合、暗いところで卵に専用のライトを当ててみると卵の殻が透けて内部に血管が走っているのが見えます。
受精しなかった卵の場合、いつまでたっても血管は見えません。
今回は孵る気配がなかったので、中身を確認してみることにしました。
通常は殻に小さな穴をあけ、注射器で中身を出すのですが、今回はサンダーという道具で卵の殻を切ってみました。
中身はこんな感じでした。体のもとになるものも見当たらず、本当の無精卵でした。
交尾は見てなかったので、やはりというかなんというか・・・来年以降に期待です
(飼育展示係 橋本)