更新日:2018.11.04『○○の秋』
更新日:2018.11.04
『○○の秋』
突然ですが皆様は、
秋といえば何を思い浮かべますか??
スポーツの秋・読書の秋・芸術の秋・睡眠の秋など色々思い浮かぶと思います。
やはり、一番に思い浮かぶのは「食欲の秋」ではないでしょうか??
ということで、
野毛山動物園で暮らす動物たちの「食欲の秋」をサポートする飼料班による餌のお話をさせていただきます。
今回は、
食事タイムでも大人気のスマトラトラのミンピとインドライオンのラージャーに与えている中の"ある餌"をご紹介します。
その"ある餌"がこちらになります。
鳥胴がら(鶏の体の骨)
牛ハツ(牛の心臓)
牛レバー(牛の肝臓)
これらを
基本の餌メニューの馬肉と鶏頭に加えて与えています。
これらの餌は、
僕の好きな量に切っているわけではなく、
1日の給餌量が指定されているので、それに合わせて切断していきます。
お肉の業者さんから冷凍のブロックで来るので、
切断するために「バンドソー」という冷凍肉や冷凍魚を切断する機械を使います。
それでは、鳥胴がらを切っていきたいと思います!
1ブロックは20㎏位です。
どんどん小さくしていきます。
どんどん小さく、、、
↓
まだまだ小さく、、、
↓
さらに小さく、、、
↓
大体これぐらいの大きさが300gです。
1ブロックで、約2週間分作れて冷凍保存するので1つずつ袋に小分けします。
担当者がミンピとラージャーが健康に過ごして欲しいという想いから、
これらの餌を与えています。
食欲の秋ですが、皆様も食べすぎには注意して健康に気を付けてお過ごしください。
次回も他の動物の餌をご紹介したいと思います!
(齋藤(信))