更新日:2019.06.05初めての味
更新日:2019.06.05
初めての味
なんだろ?これなんだろ?とでも言わんばかりにアカエリマキキツネザルの子どもたちが見つめているのはエサのフルーツです。
お母さんが遠くに食べに行っているのを見計らって置いてみました。いつもは見つめて終わりなんですが、この日は...
静かな優等生の子がエサに触ってみました。
さぁ、どうするかな?
パクッ!
おいしー!!
そうと分かればみんなでパクパク。途中ほとんど大人の個体に食べられてしまいましたが、我が我がと身を乗り出して食べました。
あまり食べられなかった子はエサを触った手をペロリ!
さぁ、お母さんのおっぱい以外のものを口にしましたよ。
ご近所の獣舎で飼育しているフサオマキザルは、いつもだいたい生後2か月前後でエサに興味を持ち始めるのですが、アカエリマキキツネザル3兄弟はこの時生後38日目。原始的なサルの仲間は、他のサルの仲間に比べて子どもの成長が早い傾向にあります。アカエリマキキツネザルは、早ければ6か月ほどで独り立ちします。
ちなみに・・・
今では、お母さんやほかの大人がやってきても、負けじと食らいついています。