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更新日:2020.02.15ショウも・・・

更新日:2020.02.15

ショウも・・・

今回は(あるいは今回も)残念なお知らせを 
皆様にお伝えしなければなりません。

ハクビシンのダイ(オス)が死亡したのが昨年の5月。
そして今度は、ショウ(メス)があの世に旅立って行きました。
子供の時に母親と共に保護されてきてから18歳8か月19日。
十分長生きしてくれたのですが残念です。
(ダイの記事はこちら

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在りし日のショウ

ダイ、チュウ(メス)、ショウの三兄弟のなかでも小柄で活発だったショウ。
ダイ亡き後、まだまだ元気に、 
この野毛山で暮らしていってくれるものと思っていたのですが...
実は、昨年の8月に乳房付近に腫瘍が見つかり
摘出手術をしていたショウ。
今年の1月にはいり、腹部の膨満が目立ち始め
年も年だし、捕まえて検査をしようかどうしようか、 
と相談していた矢先のことでした。

解剖の結果、肝臓より人のこぶし大の腫瘍ができていたため
とても検査、手術には耐えられるような状態ではありませんでした。

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(上:ショウ 下:ダイ)

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(左:ダイ 右:ショウ)

ショウと先に逝ったダイはとても仲が良く
まるでダイの後を追ってのことだったようにも思えます。

誕生日を祝ってもらったこともなく、特別なイベントをすることもなく
ひっそりと暮らしているハクビシン。
それでも多くの来園者に、日本のジャコウネコ代表として
いろいろなことを教えてくれたのではないかと思います。

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最後に残されたチュウ。
とうとう横浜の動物園では、たった1頭のハクビシンとなってしまいました。
これからも彼女のペースで、ゆっくりと過ごしてもらおうと思います。
是非静かに見守っていただければ、とお願い申し上げます。

(飼育展示係 田島)