更新日:2014.11.09ツキノワグマと連携授業
更新日:2014.11.09
ツキノワグマと連携授業
さる10/26(日)にツキノワグマで連携授業を行っていた専門学校の学生によるクマについてのガイドを行いました。今回のガイドを行う前から数度、野毛山動物園にきては、お客様にクマについての印象を調査したりしておりました。それを基に2グループが各テーマに沿ったガイド内容を作成してきたようです。
本番前に担当講師と最終打ち合わせを行い、いざ本番!
がちがちに緊張しています。
まあ、これだけのお客様に囲まれたら緊張するのは無理もないかもしれませんね。
午前中に各グループ1回ずつ、午後にも1回ずつ計4回のガイドを行いましたが、やはり1回目より2回目のほうがどちらのグループも堂々とガイドを行っていました。今回の連携授業の内容に関しては、近々クマ舎前の看板に掲示していきますので、ご来園の際にはぜひともご一読ください。
おまけ1 ガイド前にお客様に集まっていただくために餌を与えている様子です。
以前、ツキノワグマを担当していた野毛山動物園広報担当が2年ぶりにクマに餌を与えています。なぜかこちらも学生同様に緊張しながらクマに餌を与えています。
おまけ2 最近のどんぐりポストです。うっかり回収を忘れると1日でこれだけどんぐりが投函されています。
そして、なかには顔が書かれたどんぐりも混ざっています。さすがにインクが使われているので、動物に与えられませんので、夜な夜な園内の各所にこっそりと埋めて発芽を期待しています。ちなみに園内のどこに埋めたのか自分でも覚えていません。
おまけ3 今年になってツキノワグマは展示場天井部に設置した給餌器からとりだしたどんぐりを自分の腕から胸で受け止め採食するようになりました。始めは、メスのコマチでこの行動が見られましたが、気付いたらオスのサンペイも同様の食べ方を始めていました。隣の個体を見て学習したのか、二頭とも独自の考えでこの食べ方に行き着いたのかは不明ですが、動物は日々進化するものですね。
飼育展示係 大滝