更新日:2014.09.02ツバメとともに夏は去り・・・
更新日:2014.09.02
ツバメとともに夏は去り・・・
最近めっきり涼しくなりましたが、今年の夏も暑かったですね。
夏の保護動物の代表はやはりツバメです。夏鳥であるツバメは、春にはるばる東南アジアから海を越えて日本にやってきます。そして巣を作り、産卵し、子育てをして、秋になるころまた南の国へと帰っていくのです。
今年もツバメがたくさん保護されてきました。その数全部で29羽。そのほとんどが雛です。
このうち11羽を無事野生に帰すことができました。
残念ながら今年の放野に間に合わなかったツバメたちも何羽かいます。
こうした子たちはこのままここで越冬して、来年の夏に野生に帰る日を待ちます。
さてツバメの餌は何かというと、虫です。野毛山ではミルワームという虫を使用しています。この虫、ある程度育てて大きくしてから使うのですが、それにはこのようにふるいにかける必要があり、大量に必要になるのでそれがまた一苦労。
こんなにあっても1日分に足りず・・・。
去って行ったツバメとともに、この大量のミルワームふるいから解放されると、もうすぐ夏も終わりだなあと思う病院スタッフなのでした。
去って行ったツバメとともに、この大量のミルワームふるいから解放されると、もうすぐ夏も終わりだなあと思う病院スタッフなのでした。
(飼育展示係 小野)