更新日:2015.12.30ライオンの採血
更新日:2015.12.30
ライオンの採血
最近インドライオン(ラージャー:オス)の協力のもと、麻酔をかけずに採血を行えるようになったことを動物園のフェイスブックやツイッターでご存知のかたも多いかと思います。
そんなある日、広報担当I職員より資料用に採血のようすを撮影したいと依頼されたので、採血する日にあわせて、I職員に撮影にきてもらいました。
集合時間に遅刻しながらも登場したI職員は首から一眼レフ、右手にビデオカメラを携えて「今日は動画をメインに撮るから! 」とやる気まんまんで、頼もしい限りです。
採血はラージャーを座らせて、ターゲットバーと犬笛を使いながら餌を与えているあいだに
ラージャーの尾をフックを使い檻の外へだし、
尾をキレイにしたのちに
採血します。
簡単に書きましたが、トレーニングを始めてから7か月かかりました(うち4か月は迷走していました)。
また、安全に行えるように獣医とも幾度も話し合い採血にいたりました。
血液検査の結果は異常なしの健康とのことです。
これからも定期的に採血を行い、血液性状をモニタリングして健康管理に役立てていきたいと思います。
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業務が終わり、事務所からもどると広報担当I職員に管理に来るようにと言われ、撮影したもを見せてもらえるのかと思い、管理事務所の扉を開けると・・・
「ごめん 」の言葉とともに"つめた~い"缶コーヒーを渡されました・・・
どこから突っ込んでいいかわかりませんが、広報担当I職員の言い分はビデオの調子が悪く、動画撮影開始3秒しか撮れていないのと動画撮影に気を取られ過ぎてあまり写真が撮れていないから、詫びとして缶コーヒーということのようです。
なぜ"つめた~い"缶コーヒーなのでしょう?
それでは皆様、ごきげんよう。
よいお年を・・・
飼育展示係
大滝