更新日:2024.11.22このはがやってきた
このはがやってきた
皆さまこんにちは。
お久しぶりのコアリクイブログとなりますが、皆さまご存じの通り、野毛山動物園に新しい仲間がやってきました!
その名も、このは。神戸どうぶつ王国からやって来たオスのミナミコアリクイです。
アンのペアリングの相手として来園しました。
このはは2021年12月2日生まれの2歳で、来月(2024年12月)には3歳になります。
2020年12月1日生まれのアンの、ほぼちょうど1歳下ですね。
今回のブログでは、ニューフェイスこのはがどんなコアリクイなのかをご紹介します。
このはが来てからまだ1か月も経っていませんが、このはに対して抱いている印象は、
大きく分けて三つあります。
まず一つ目が、『食欲旺盛』です!
野毛山動物園には既に食欲旺盛コアリクイがいますが...。(もしかして:ムム)
このはも負けていません。
神戸どうぶつ王国から野毛山動物園に到着した当日、担当者としても新しい動物が餌をしっかり食べてくれるのかというのは一番の懸念点でした。
しかし、実際に餌を与えてみると、
驚くくらい、すぐに食いついてくれました^^
おかげさまで職員一同、一安心です。
ムム同様、このはも何でも食べてくれそうな予感がしていますので、特別ガイドやお食事ガイドで活躍してくれる未来もそう遠くはないかもしれません。
こちらは眠そうなこのは。
そして二つ目の印象が、『幼い顔立ちと綺麗な毛並み』です。
まず顔立ちについてですが、このははアンやムムに比べて、鼻先が短い印象があります。
ミナミコアリクイはシロアリを食べるために発達した長い鼻先が特徴的です。赤ちゃんのころはそれもまだ短めですので、年齢の割には幼い顔立ちです。
また、目も少しつぶらなような...?
そして毛並みについてですが、アン、ムムよりも格段にツヤツヤとしています。
遺伝なのか、野毛山動物園と神戸どうぶつ王国さんでは飼育環境も大きく違うからなのか、初めて会った時はそこが一番印象的でした。
同じミナミコアリクイであっても顔立ちや毛並みには様々な個体差があることを実感しました。
こちらは担当者お気に入りのお鼻写真。
三つ目の印象は『力持ち』です!
このははアンやムムに比べて体重が重ためですが、あまり太っているという印象はありません。どちらかというと、筋肉質というか、マッチョです。
特にしっぽを巻き付ける力が大変強く、抱えた時に木からしっぽを離すのに一苦労しています。頼もしい反面、展示場のどこかを壊されたりしないかとヒヤヒヤしながら見守っております。
こんな感じで、私がこのはに抱いている印象は『食欲旺盛』『幼い顔立ちと綺麗な毛並み』『力持ち』でした。
皆さまもぜひ、野毛山動物園へいらした際はそんなこのはに会ってみてください。
以降、このはにとっての新しい寝室での様子をお届けします。
(はじめてお部屋に入った瞬間)
(すぐに探検開始。すいすい登ります。)
(アンの残り香をクンクン)
(ボケていますがかわいいフォルムなので共有...)
そして最後に、アンと格子越しにご対面した様子です。
このははお部屋の探索に夢中だったようで、この時はすぐに離れてしまいました。
また今後、少しずつ二頭を会わせていければと思っております。
次回はお引越ししたムムの、新居での様子をお届けします。
最後までお読みいただきありがとうございました!
【自分も綺麗な毛並みになりたい担当者 しも】