更新日:2022.12.18ジョウビタキ見ましたか?
更新日:2022.12.18
ジョウビタキ見ましたか?
ざっくり言うと長旅をする鳥を渡り鳥といいますが、ほぼ一年中だいたい何かが渡っています。
以前ブログで紹介したアオバズクやミゾゴイ、ツバメなども渡り鳥です。
▲以前、保護されたアオバズク
なので「渡り鳥のシーズン」などという言い方はどこかおかしいのですが、
秋から冬はたくさんの鳥が群れてにぎやかなので渡り鳥が目立ちます。
オオハクチョウなどの雁とか鴨とか呼ばれる種類の鳥や、
マナヅルなどの鶴と呼ばれる種類の鳥などは体格が大きかったり群れの数が多かったりしてとにかく目立ちます。
集まった湿地や池などはとてもにぎやかになります。
目立つ鳥たちと同じような時季に関東南部に渡ってきている小鳥たちは、野毛山動物園でも観察できます。
毎冬に比較的長い期間その姿を見られるのは、シロハラやアカハラ、ツグミなどのツグミのなかまたちです。
▲昨冬のアカハラ
野毛山動物園で見られる期間は短いのですが、ジョウビタキが今年も訪れているようです。
このオスのジョウビタキは好奇心が強く、動物病院の窓から中を熱心に見ていました。
▲だんだん近づいてきます。
▲休園日には園路にも出てきます。
人が近くに来る場所では茂みの中や木の上などにいるので、探さないと見えないかもしれません。
この時季は地鳴きという鳴き声を出しながら枝を渡っていることがあるので、
声のする方を見れば姿を見られる可能性もあります。
▲鳴きながら枝を渡るオスのジョウビタキ(ズーラシアで撮影)※クリックすると動画が開きます。
道や公園などを歩きながら周囲の鳥も気にしてみてください。
▲昨冬のメスのジョウビタキ ※クリックすると動画が開きます。
オスとメスで羽色がちがいますが、両方とも翼の白い斑が目立ちます。
[桐]