更新日:2015.05.05アカエリマキキツネザルの展示を再開しました
更新日:2015.05.05
アカエリマキキツネザルの展示を再開しました
今回工事が終わった獣舎は、今から57年前の昭和32年に建てられました。
野毛山動物園の獣舎の中で一番古い建物です。
古い建物ではありますが、屋根が丸く建物の周りをぐるっと一周できるつくりは、今でも古さを感じさせません。
骨格部分はそのままに、全部の金網を張り替えペンキを塗りなおす工事は、これまで使用していた止まり木や巣箱をすべて撤去しなくてはならない大がかりな工事でした。
工事完了後、止まり木を組み直し、巣箱を新しく作り直した獣舎はキツネザルたちに気に入ってもらえるでしょうか?
サルたちを1頭ずつ麻の袋に入れて、展示場に連れてくると、
あたりを見回しながら歩いたり、止まり木や床のにおいをかぎまわったり、忙しそうです。
新しい暖房つきの巣箱も気に入ってくれた様子です。
展示を再開したその日から、以前のようにアカエリマキキツネザル特有の「ギィヤァー!、ギィヤァー!、ギィヤァーッツ!」とリズムのある大合唱が園内に聞こえるようになりました。